大人向けのミニストリーは大切だけど、子供伝道は、それ程でもと、思う人がいるかもしれません。
自分がまだ7歳のときに私は宣教師の子供の為のバイブル・クラブに行っていました。来る子供は皆あめ玉をもらったのです。聖書の話ではなくて、あめ玉目当てで行く子もいたでしょう。私は聖書の話だけでなく、毎週聞いていた、子供ラジオ話を聞くのが楽しみだったことを覚えています。
ある時のレッスンは、エペソ6章からでした(神の武具)。終わりの招きのときに先生はこう言いました。「だれか、クリスチャンだけど、今日の話で聞いたように、ただクリスチャンになっているだけでなく、主のために強い兵士になりたいと思う人は、いませんか。」
私はそれを心から願っていました。7歳の私のあたまでも、理解していました。救われて天国に行くだけでは足りない。主の為にすべてを尽くして生きたいと。私は、その時手を上げました。クラブがおわって、みんな家に帰る時になると、そう決心した子供は残って祈ることになっていたので、私は残りたいと、姉妹に言いました。聖霊の働きです。「神様、これから私があなたをもっともっと喜ばすことができるように助けて下さい。」と、祈りました。
そして神様は、その祈りを聞き、翌年、友だち一人を運動場で救いに導けるようにしてくれました。あまりも嬉しくて、次の日曜日、感謝いっぱいの気持ちで1ドル札を献金してしまいました。礼拝後、初対面のおばあちゃんが、自分のところに来て、やさしく握手したと思ったら、お金が握り渡されていたのです。
子供にはお菓子しか通じないと思いますか?そんなことはありません。主の兵士になる決心をする子が、どこかにいるし、それを見守り・喜んで暖かく微笑んで祝福してくれる天のお父様も絶対いることは、忘れてはいけません。子供伝道に、力いっぱい励み続けましょう。