Apr 7, 2024

黒糖とナガタのおじいちゃんの思い出

I'm going to try to post some Japanese translations of some things, okay? (The first pict was shown on the Dec. 29, '22 English post.)

数年前の冬、喉が痛くなった時、主人が黒飴を買ってきて、袋のまま台所のテーブルに置いておいた。よく見ると、なぜか分かった。その袋を見てもらいたかったみたい。飴の真ん中に使用されたのは、自分が好きだった沖縄の黒糖。

本当のことを言うと、あの黒糖の味というより、はなせないのは、暖かい思い出の方だけど。

小さい時、寒~い冬に、ナガタおじいちゃんの所に行った。おじいちゃんは、いつも板状の黒糖を小さく割ってあって、孫たちが来ると、怒ったような、笑ったような声で、「待たんといかんぞ」と、火鉢のアミのはじっこに、それを置いてくれた。少し温めて溶けてくると、「ホイ、今はうまいぞ、だれか食べんかと、」渡してくれた。おじいちゃんがイイというまで、食べちゃダメ、だけど、待ったあとの黒砂糖、最高に美味しかったの、覚えている。

ナガタのおじいちゃんはハワイからだったけど、そこの人の多くは、沖縄からで、ハワイでも砂糖キビ農業が盛んだった。だからナガタおじいちゃんも、黒糖のことは知ってるんだと、自分は納得した。