ロイの按手礼集会 |
一年半の伝道の間、神様は伴侶を与えてくれるのではないかと、感じ、もう一人の宣教師と一緒にこのことを祈り始めました。
金城君子さんのことは、神学生の時、宣教雑誌で読んだことがあったのですが、私が沖縄に出て来た時、彼女は最初のファーロで米国に帰ったので、会えませんでした。
彼女がファーロを済ませ日本に帰って来たと聞くと、手紙で自己紹介をしようと、思いました。でも軽率なことをしたくありませんでした。それどころか、今度は、自分の名前や住所は書くことさえできなかったのです。
その翌年、東京の会議に出席することになりました。金城さんが日本に会うことにしました。
いよいよ彼女に会う日が来ました。金城君子さん・・・どんな人だろう。
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レストランの前の歩道を歩き回りました。いつも持っていた聖句暗記カードを取り出し、これで気持ちを落ち着かせようと、思いました。
腕時計を見ました。あと数分。みことばカードを見ました。駅の方を見ました。もおうすぐ後ろのレストランの看板を見ました。ここで待ち合わせることになっていた。
「フォービデン・シティー。英語の名前のレストランはそれしかありません。そこで待っています」と、この間の電話で言ったのでした。